夜、よく眠れなかったので、少し昼寝をしました。
昼寝の間夢を見ていました。
夢の中で、私は室内物干台に洗濯物を干しいています。
室内だというのにシーツを干してます。
「ああ、天気が悪いのにシーツなんて干しちゃって」
夢の中の私は思っています。
何だか、苦労しながらシーツを干している間
何かやけに寂しい「この家、女っ気がないわ」
と思います。
そのうち、ああ、出掛けて帰りに買い物をしてこよう。
お刺身がいいかな。
そういえば、この頃、お父さんの茶碗にご飯をよそってないなあ。
と、思って、ふと気付きます。
「ああ、お父さん、死んじゃったんだっけ」
ふと手元を見るとシナモン文鳥のピー助君が乗っかってます。
「あっ、ピー助、でもピー助も死んじゃったんだ」
でも、手の上のピー助は、暖かいし、重さもあるのです。
「重さもあるし、あったかい、でもピー助君、しんじゃったんだなあ」
そんなところで、目が覚めました。
私は一生、こんな夢を見ながらいきるのでしょう。
起き上がって少し泣きました。
でも、それが私の運命だから、受け止めて一生を生きるしかないのです。
それが家族に死なれた、ということです。