愛する人との死別から立ち直るために 今考えること

家族と死別して、天涯孤独になった女性が、統合失調症を発症しながら寛解、少しずつ立ち直ろうとする記録

新しい心療内科と統合失調症の薬

 

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統合失調症の中で、私は幻聴は辛くなかったのです。

「これは幻聴、これは幻聴」と思えば、すべて幻聴はスルーできました。

「頭の暴走、頭の暴走」とつぶやく時もありました。

 

辛いのはいわれのない恐怖感でした。背中にびっしりと張り付くような恐怖感は

たまらなく辛い物でした。

 

 

 

私は、薬の副作用に懲りて、3ヶ月ほど医者に行きませんでしたが

やはり、症状は辛く、またネットで新しい心療内科を探しました。

 

新しい心療内科を見付け、そこに行ってみました。

優しそうな男の先生でした

 

「あのう、統合失調症なんですけど、前の医者でもらった薬が合わなくて

 それを言ったら、これ以上弱い薬はない、と言われてしまいました」

その頃は印字した文字が見えたお薬手帖を医者に渡すと

医者はそれを見て、新しい薬を調合してくれました。

 

セロクエル25mm 1錠と ワイパックス5mm を1錠でした。

 

その薬は副作用なく効きました。が、全快する、というようなものではなく

「軽減する」というものでした。

 

そして、セロクエルの 副作用というのか良い作用というのかわかりませんが

たった1錠でよく眠れるのです。よく眠れすぎて朝10時とか11時とかまで寝てしまいます。

 

でも、その薬をずっと飲んでいました。毎日10時まで寝てしまいながら

これ以外に方法がなかったので、その薬を飲み続けました。