医者にも行かず、バイトもせず、宗教の道場にも行かず
私は毎日、図書館に行き、本を読んでいました。
自分の家では落ち着きませんでした。
絶えず上階からの騒音が気になりました。
掃除、洗濯、料理、買い物、 そんな毎日のルーティンワークはちゃんとやりました。
その他の時間は図書館にいました。
図書館で無ければ電車に乗って、デパートに遊びに行きました。
また、その頃は、電話で話し相手になってくれる友だちが数人いました。
はた迷惑な話ですが、その話し相手の誰かと、一日1時間くらい電話で話し相手になってもらってました。
携帯で、3人だけは何時間話をしても無料だ、というサービスがあり
そのサービスを使っていました。
後日、その電話友だちとは、全員絶縁することになります。
原因は私のしつこい電話攻撃です。いいかげん相手も嫌になるだろうと
今の私にはよく理解できます。
誰だって、毎日愚痴の電話を聞かされたら嫌になる
ごめんね、○○さん、○○さん、○○さん、私が悪かったよ。
いつかまた笑って会える日が来るといいと思っているよ。
きのう佐野洋子さんの「死ぬ気まんまん」という本の中で
佐野さんが、かなり強度な神経症になっていた時期があり、
その時期に友だちが全員いなくなった、という表記がありました。
私は自分だけじゃ無いんだなあ、と少しほっとしました。