愛する人との死別から立ち直るために 今考えること

家族と死別して、天涯孤独になった女性が、統合失調症を発症しながら寛解、少しずつ立ち直ろうとする記録

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

マンション騒音 一難去ってまた一難 また騒音家族が越してきた。

6ヵ月後、新しい家族が越して来た。 今度は老夫婦だった。 老夫婦なら静かだろう、というと大間違いだった。 今度の騒音老夫婦はたちが悪い 確かに今度の家族は足音を立てない。 が、何かを引きずる、椅子か、家具か、健康器具か、何かわからない。 ズズズ…

マンションの騒音 騒音家族が引っ越して行くのに2年かかった

上階の騒音を出す家族は犬を3匹連れてきた。 私の住んでいるマンションは犬猫は、1匹飼ってもいいことになっている。 が、その家族は3匹連れて連れて来たのである。 騒音を出す家族は自分の犬が吠えまくっているのを知らない。 3匹の犬は飼い主がいなく…

私が統合失調症になった理由ーその2 マンションの騒音

上階の住民は、サッシの音を立ててバターン!と閉める 「戸を閉める音が聞こえるんですよね」 に対して 「な わけないじゃないか、この基地外!」 という表情をした。 それに対して私は反撃を始めた。 幸い下の住民とは仲が良かったので電話を掛け 「これか…

マンションの騒音と統合失調症

そもそも私が統合失調症になったのは、マンション上階の騒音からだった。 私の住んでいるマンションは、(当時)田舎にしては高級だ、と言われているマンションで それなりの金額がしたし、コンクリートは十分に使われている。 その証拠、というのかどうかわ…

統合失調症 薬がだんだん効かなくなる 向精神薬の役割とは?

私の統合失調症の症状は、幻聴、独語、不安感なのですが 幻聴で聞こえる言葉は決まっています。 「うるしばらがいない」「古新聞、古雑誌」「死んでしまえ」「ロウソクが消えた」 他にもあるのですが、主立ったものはこの4つが多いです。 うるしばら、とい…

統合失調症、寝たら動悸がする。向精神薬は増やしたくない

昨晩、12時半頃に寝床に入ったのだが 安静にしていて、心臓が苦しい。 ひどい動悸、というのではないのだが しくしくと心臓が苦しくて寝付けない。 身体の調子って、精神の状態でいろいろ変わる 動悸に効く薬としてワイパックスを飲んでいるのだが どうやら…

鬱病と自律神経失調症と佐野洋子さんの症状 鬱病と 自律神経失調症と 佐野洋子さん

私は佐野洋子さんのファンで、おそらく出版されている佐野さんの本は8割くらい読んでいると思う。 その中で佐野さんが過去に鬱病と自律神経失調症に悩まされたことを知って驚いた。 佐野さんの症状は、 「心臓が引きちぎられる感じ、身体中あちこちがしびれ…

統合失調症 向精神薬の減薬と離脱

医者は「セロクエルは穏やかな薬だから離脱はない」 と確かに言いましたが それは私に限っては当てはまりませんでした。 離脱は確実にやってきました。 動悸がする、目が霞むなどの肉体的症状はまだ耐えられましたが 統合失調症、昂進薬離脱の希死概念は結構…

統合失調症 飲み続けた向精神薬の副作用は突然やってくる

私は1年以上セロクエルを10錠とセロクエル2錠を飲んでいました。 毎日、昼まで寝ていましたので、一日が大変早かったです。 友だちと午前中に待ち合わせて、目が覚めず、約束をドタキャンしたこともあります。 ところが、今年の4月、急に眠れなくなりました…

統合失調症 薬がどんどん増えていく

薬を4錠にしても、私の不安感はよくなりませんでした。 医者にそのことを言うと 「薬を増やすと楽になりますよ」 と言われました。 薬を増やすと楽になるが、副作用も出るよ 「薬を増やすと楽になる」 その言葉は頭に響きました。 「増やして下さい!」 私は…

統合失調症 デイケアに出会う、旧病院閉院から転院

ある日、私の通っていた心療内科が閉院することになりました。 そこの医者は、新しい医者へ紹介状を書いてくれました。 ここで初めて、統合失調症のデイケア、に出会いました。 そこで私は今通っているN心療内科に通い始めました。 N心療内科には、デイケア…

統合失調症、試してみたら自動書記ができた

私の幻聴は絶好調でした。頭の中で 「私はあなたの兄である、あなたが雪の中でしんでいくのを見ていた」 「ろうそくが消えた、ろうそくが消えた」 「青い物、青い物」 というような声が聞こえます。その声は実に流ちょうに、 いろいろなことをしゃべります。…

新しい心療内科と統合失調症の薬

統合失調症の中で、私は幻聴は辛くなかったのです。 「これは幻聴、これは幻聴」と思えば、すべて幻聴はスルーできました。 「頭の暴走、頭の暴走」とつぶやく時もありました。 辛いのはいわれのない恐怖感でした。背中にびっしりと張り付くような恐怖感は …

統合失調症の症状を助けてくれた電話友だち

医者にも行かず、バイトもせず、宗教の道場にも行かず 私は毎日、図書館に行き、本を読んでいました。 自分の家では落ち着きませんでした。 絶えず上階からの騒音が気になりました。 掃除、洗濯、料理、買い物、 そんな毎日のルーティンワークはちゃんとやり…

統合失調症とアルバイトと心療内科の関係

私は、ネットで調べて、ある心療内科に通い始めました。 初診の時、医者に向かい 「幻聴が聞こえますから、統合失調症です」 と言いました。 すると医者は「聞こえちゃうんじゃあねえ」 と言って、統合失調症の診断を出しました。 平成22年のことです。 アル…

手かざしの宗教に疑問を感じて止める

手かざし、というのを受けて、だんだんに良くなってくるのだと思っていたのですが 私の症状は、手かざし というのを受けて増々ひどくなりました。 手かざしを受けている間、ずっと泣いていたりしました。 宗教ではそれを「御霊様が憑く」と言いました。 御霊…

統合失調症、一番辛かった時期を支えてくれたおばあさん

何度も書くようですが、私には家族、兄弟がなく、天涯孤独です。 天涯孤独、というのは言葉で言えばカッコいいようにも思えますが 実際は本当に大変です。 まず、助けてくれる人がいません。 アパートを借りようとしても、保証人がないわけです。 入院したと…

統合失調症 ネットの除霊サイトに除霊を依頼する

思い余った私は、インターネットの除霊のページを検索しました。 そしてあるページに行き当たりました。 私の顔の画像をメールで送れば、霊が憑いているかどうか判断してくれると言うのです。 もし、霊が憑いているなら出張して霊を祓ってくれる、というので…

統合失調症 霊が憑いたと思い 曹洞宗のお寺に除霊に行く

私は熱心に宗教の道場に通いましたが 私に聞こえる声はひどくなる一方でした。 私はあせっていました。 「早くこの霊を取り去って平穏な気持ちになりたい」 でも症状は重くなるばかりでした。 ある日、知り合いのお坊さんに頼んで 有名なお寺に除霊に行きま…

統合失調症の発症を知らず、私は宗教に助けを求めた

毎日、恐怖感にとらわれて暮らしていた、ある日 私の郵便受けに一通のチラシが入りました。 それは「手かざし」と言われる宗教のチラシでした。 その「手かざし宗教」の道場と呼ばれる場所は 私の家から自転車で行ける距離にありました。 私は自転車を漕いで…

統合失調症を発症した大きな理由

両親が死んでから、一年半ばかり、私はボーっとして生きていました。 本当にボーっとして生きていたのです。 ある日、私の住んでいるマンションの上階に新しい住民が入居してきました。 その住民が騒音を出す家族だったのです。 かかと落としの歩き方で、ド…

昔 霊に憑かれた体験があります。霊を離すおまじない

それは私が30代のはじめだった頃のことです。 膝が痛くて痛くて仕方がありませんでした。 整形外科に行くと 「太りすぎで膝に負担がかかっているのではないか?」 と、言われました。 その当時、私の体重は60kg、身長が155cm で、十分に太りすぎでした。 …

私の誕生日です。 来年の誕生日までには自分が変わっていたい。

天涯孤独になって、丸八年。 私はずっと変わりませんでした。 大嫌いな土地に住んでいます。収入もロクにありません。 それなのに何故生きていられるか? というと 亡くなった夫の保険金と、父母が残した多少の貯金があるからです。 持っている金で細々と生…

父の残した卒業アルバムを寄付させていただいた

父も母も、お棺に遺体を入れる時、葬儀社の用意した白い着物は着せませんでした。 母には金茶のレースのブラウスに、コサージュ、真珠のネックレスを付けました。新しい下着、新しい靴下、新しい靴も入れました。 父には一張羅の黒いダブルのスーツを着せま…

母が死んでから 一番苦しい思いをした大晦日

母が死んで、1年目、私は母の遺した物を整理しようとしていました。 詳しく言えば、母が遺した写真、母が遺した手紙(多分知り合いからもらったものでしょう)それから母が若い時に着た振袖と丸帯。 それらを、近所の神社のお炊き上げで燃やそうと思いまし…

心の虚しさを買い物で発散していた日々

親が死んで、私は天涯孤独となり、寂しかったです。 とても、とても寂しかったです。 でも、その寂しさを感じませんでした。と、いうより感情が麻痺していました。 で、気晴らしに買い物をしました。気晴らしの買い物、といっても、元が貧乏なので、ダイヤや…

魂はあると信じた瞬間。死んだ母からの伝言が見えた!

母が死んで49日目、母の遺骨を墓に入れることにしました。 私の家の墓は、今住んでいるところから、電車で2時間ほど離れた場所にあります。 私は母の遺骨を抱えて、電車に乗りました。 こんな際ですから、グリーン車に乗りました。 グリーン車はガラガラで、…

母親の葬式を出す時、母親がいなくなったのが信じられなかった。

あの日、私は病院の外の喫茶店でモーニングサービスを頼んでいました。 トーストとコーヒーの朝食をとっていると、急に心の中がさびしい気持ちになりました。寂しい、さびしい、地獄のように寂しい。 母親は10日で死ぬと、医者から言われていました。人が一…

母親が死んだ日、菩薩様のように優しい、と言われた母が死んだ。

父親が死んで10ヶ月後、今度は母親が死にました。 元々心臓と肝臓が悪く、血圧が高い人でした。 ある日、動脈瘤から血栓が飛び、それが血管に詰まりました。 医者はあと10日しか生きられない、と言いました。 「人工透析を始めれば1ヶ月くらい寿命が延びるか…

自分の心の闇を覗く 父親の死に泣けるには時間が必要だった。

父親が死んだとき、私は泣きませんでした。 父親の介護には手が掛かりましたので、悲しい、というより「ほっとした」気持が強かったのです。 父が死んだとき、私は泣かなかった。父親が焼かれる時も、私は泣かなかった。それはまだ、私の母親が残っていたか…