愛する人との死別から立ち直るために 今考えること

家族と死別して、天涯孤独になった女性が、統合失調症を発症しながら寛解、少しずつ立ち直ろうとする記録

統合失調症になるとだんだん友達がいなくなる。

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一人暮らしの統合失調症にとって、一番しんどいのは(私のの場合)
「話し相手がない」ことである。とにかく毎日孤独で寂しくて不安である。
 
だから、毎日、友達に電話することになる。
幸い、というか何というか、私は auのガラケーを使っていて
このガラケーは315円だかを払うと3人までしゃべり放題になる。
 
あくまで、決まった3人だけ(しかも au 使用者だけ)なのであるが、例え一ヶ月に200時間しゃべっても315円で住むのである。
 
私はその機能を使って、毎日毎日、友達に長電話していた。
多分2年位やっていた、と思う。 
 
そうして、友達がいなくなった。
 

友だちは愚痴の聞き役ばかりやっていて嫌になったのだ。

 
当たり前である。毎日毎日、陰気な話というか愚痴を聞かされていたら、友達だっていい加減嫌になる。
 
それで、皆、何となく縁を切られた。
それをどうやって乗り切ったか? というと SNS であった。
 
SNSで仲良くなった、定年後の(時間のある)おじさまと、毎日スカイプで話すようになった。このおじさまが、根っから明るい人で、スカイプで、明るい話題しか振ってこない。
 
それで、私も明るい話をするようになり、何となく症状が良くなっていた。
しみじみと、インターネットはありがたい。