それは私が30代のはじめだった頃のことです。
膝が痛くて痛くて仕方がありませんでした。
整形外科に行くと
「太りすぎで膝に負担がかかっているのではないか?」
と、言われました。
その当時、私の体重は60kg、身長が155cm で、十分に太りすぎでした。
。。。それにしても膝が痛い。
で、整形外科でサポーターも作ってもらいました。
でも、サポーターって、筋肉を弱らせるんですよね。
サポーターを外すと膝に力が入らない。
で、サポーターを使うのを止めました。
サポーターをしていても サポーターを外しても、膝は痛かったです。
ある日、私は霊について書いてある本を読みました。
部屋の四隅に塩を酒を置くと霊が離れる、というのです。
私は悪戯半分に寝ている部屋の四隅に塩と酒を置いてみました。
塩を小皿に、小さじ1杯ほど盛ったものを4個
酒を小さい杯に注いだもの4個
それぞれを1個ずつ部屋の四隅に置いたのです。
私は霊的なものに反応する体質らしい
その晩、私は父の隣に布団を敷いて寝ていました。
すると寝ている最中に、すごい震えがきました。
といっても、私は眠っているので、この震えが本当のことなのか
夢の中のことなのか、判断がつきません。
とにかく意識では、すぎい勢いで震えていたのです。
その時、隣に寝ていた父が私を揺さぶりました。
私は現実に震えていたらしいのです。
「どうした、どうした」
と、父は言いました。
私は目が覚め、その瞬間
「うわぁ~~~~~!」
と、叫ぶ男の声を聞きました。
そして、そのことがあって以来、私の膝の痛みは綺麗になくなりました。
あれは、絶対に私に霊が憑いていたのだ。
と、私は今でも信じています。