愛する人との死別から立ち直るために 今考えること

家族と死別して、天涯孤独になった女性が、統合失調症を発症しながら寛解、少しずつ立ち直ろうとする記録

統合失調症 ネットの除霊サイトに除霊を依頼する

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思い余った私は、インターネットの除霊のページを検索しました。

 

そしてあるページに行き当たりました。

私の顔の画像をメールで送れば、霊が憑いているかどうか判断してくれると言うのです。

 

もし、霊が憑いているなら出張して霊を祓ってくれる、というのです。

私は迷わず、そのページの相手に自分の画像を送っていました。

費用は1万5千円でした。

 

そして、その返事は

「あなたに霊は憑いておりません、統合失調症などの病気ではないか? と思われます

 心療内科に行かれたらどうですか」

 

と、いうものでした。

私はここで、初めて「統合失調症」という言葉に行き当たります。

 

ネットで必死になって統合失調症の症状を調べ、それが自分にすっかり当てはまると、納得しました。

 

この、ネットで霊を祓う、と言った人が本物の霊能者だったかどうかはわかりません。

 

現に、この「霊を祓う」ということをうたったホームページは1年後にはなくなっていました。

 

統合失調症 という病気があることに気付く

 

けれどネットの霊能者が本物でも偽者でも、私はどっちでもよかったのです。

その時の私の思いは

「統合失調症という病気」→「医者に行けば治る」

だったのです。

 

その後、私は手かざし宗教を止めました。

一切かかわりを断ちました。

 

でも、あの日、私に向かって光る輪が走ってくるのを見たことと

「私はあなたの守り神です」

という言葉が聞こえたのは本当です。

 

それでも私が、その宗教を強引に止めたのは

邪教」という言葉が頭に浮かんだからです。

私は今後一切、どんな宗教ともかかわるまい、と決心していました。