愛する人との死別から立ち直るために 今考えること

家族と死別して、天涯孤独になった女性が、統合失調症を発症しながら寛解、少しずつ立ち直ろうとする記録

メンタルクリニック通院の日、待ち時間1時間半 向精神薬離脱作用について

統合失調症の治療のため、2週間に1度、メンタルクリニックに通っている。
毎回、待ち時間はすごい。一番待ったのは5時間だった。
 
このクリニックの良い所は、担当医師が柔軟なところである。
医者によっては、患者の言い分をきいてくれず、患者が意見を言うと不機嫌になる医者もいると聞く。
 
私の担当医師は、薬の副作用が出た時も
「先生、減薬して下さい」
と、言ったら、すぐに減らしてくれた。
 
そんなことは当たり前、と思うだろうが、そうではない。
自尊心の高い医者だと、患者が意見を言うと不機嫌になったりするらしい。
 
もっとも私の担当医も
「減薬して下さい」
と、言ったら、いきなり薬を半分に減らした。
 
「先生、離脱が」
と言ったら
「この薬は離脱作用がないから大丈夫」
と、返された。
 
 

向精神薬をいきなり減薬や弾薬すると離脱作用がくることが多い

 

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とんでもない、それから一ヶ月間、私は離脱作用に悩まされた。
離脱作用、というのは乱暴に言えば、麻薬の禁断症状のようなもので
薬が減ったことにより、脳の働きが、いろいろと狂う。
 
元に私も「死にたい、痙攣する、視点が定まらない、汗をかく」
などという、離脱作用が1ヶ月ほど続いた。
 
まあ、私の離脱作用などは軽いもので(もともと飲んでいた薬が少ないせいもあるが)
 
ひどい人は「心臓が飛び出しそう、胃に穴が飽きそう、魂が浮遊する、」
などという、離脱作用が長く続き、寝たきりの人さえいる。
 
薬には副作用がある。が、飲まなければ病状はひどくなる。その塩梅が難しい。